なぜレーザー箔は虹色に輝くのか?

高級パッケージや招待状で見かける、角度によって色が変わる金属光沢——これはどうやって作られているのでしょうか?答えは、箔膜の微細構造の中にあります。

あの虹色のカラーシフト効果は、干渉リソグラフィー(Interference Lithography)という技術によって生まれます。アルミ蒸着層に、肉眼では見えないほど細かい回折格子(光柵)を刻み込む技術です。格子間隔は数百ナノメートル——可視光の波長と同程度で、光が当たると異なる波長が異なる角度に回折され、スペクトル分光効果が生まれます。

5層構造と製造原理

① 基材層
PETポリエステルフィルム(12–19 µm)
構造骨格:機械強度と寸法安定性を提供
② 離型層
独自配合離型コーティング
転写時の剥離タイミングと接着力を制御——立揚の主要R&D差別化要素
③ 格子圧紋層
ホログラフィック圧紋層
圧紋母版で微細格子を刻印——図案の幾何形状と回折角度を決定
④ 金属層
真空蒸着アルミニウム(~40 nm)
高反射率で回折効果を最大化。透明レーザー箔はAlOxに変更
⑤ 接着剤層
熱活性型(ホットスタンプ)またはUV反応型(コールドフォイル)
基材との結合強度を決定——加工工程に合わせて選択

レーザー箔の主な種類

標準ホログラフィック箔
Standard Holographic Foil
  • 不透明アルミ層、シルバーベース
  • ホット・コールドスタンプ両対応
  • 立揚 LY-HOL シリーズ
透明レーザー箔(C²シリーズ)
Cast & Cure Transparent
  • AlOxコーティングで外観透明
  • 基材色が透けてカラフルなホログラム効果
  • 50+図案から選択可能
レーザーラミネートフィルム
Laser Over-lamination Film
  • 全面貼合タイプ(箔押しではない)
  • 箔押し機不要、通常のラミネーター使用可
  • 全面レーザー効果パッケージに最適

立揚レーザー箔図案カタログ

レーザーラミネートフィルムシリーズ — 50種以上のホログラム図案(細線、ハニカム、スターダスト、ジオメトリック等)
C²透明レーザーシリーズ — Cast & Cure UV工程専用、カラフルな重層ホログラム効果

図案カタログを見る →

レーザー箔サンプルブックをリクエスト

C²シリーズとレーザーラミネートフィルムの実物サンプルブック(図案見本・仕様・加工条件付き)